名青税の組織:Organization

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会長挨拶

皆さんこんにちは。名古屋青年税理士連盟第58代会長に就任いたしました千種支部の池田大志です。令和6年5月11日に開催された第59回定時総会には多くの方にご参加いただきありがとうございました。諸先輩方から多くのご質問とアドバイスをいただき、よい形で1年のスタートを切ることができました。58年間の歴史ある連盟を支え、想いを繋いでこられた諸先輩方に対し、深い敬意と感謝の意を表します。

私は、平成29年に税理士登録を行い、すぐ名青税に入会しました。厚生副部長、制度副部長、厚生部長、厚生担当副会長、総務担当副会長及び制度担当副会長(兼務)を経て、会長に指名していただきました。役員になってから5期ですが、そのうちの2年間はコロナ禍により活動を制限されていました。経験不足は否めませんし、物足りない部分も多々あるかもしれませんが、役員をお願いした仲間たちと精一杯努力していきたいと思います。

さて、名青税の目的は、「会員相互の親睦」「税法、その他の研修」「税理士会の発展並びに税理士の社会的地位の向上」です。親睦を深めることにより信頼関係が生まれる。信頼関係がある仲間と議論・研究をすることで個々が成長する。力を持った会員が税理士会の発展や税理士の地位向上を目指す。その結果、社会に貢献できる名青税となります。

もちろん、これらのうちどの要素が欠けても、名青税の目的は達成されませんが、今期特に力を入れていきたいテーマは「成長」です。

現在、税制改正やデジタル化によって社会は目まぐるしく変化しています。税制改正ではインボイス制度・電子帳簿保存法・定額減税など、国民や企業に負担のかかる改正も多く見受けられます。デジタル化では、昨年6月に国税庁より「税務行政のデジタル・トランスフォーメーション―税務行政の将来像2023―」が発表され、納税者を取り巻く環境も、税理士の業務内容も大きな変化の途中にあります。そんな時代だからこそ、我々若手の税理士が一段ギアを上げて、仲間とともに「成長」し、新しい道を切り開いて行くことが、現在の名青税に課せられた使命だと思います。これまで通り研究発表や研修、懇親を通じて「成長」できる環境を整えていくことはもちろんですが、さらに質を高めていくために積極的に参加する会員が1人でも増えるよう働きかけを行っていきます。

また今年度は、名青税がどうあるべきかを考える場として総合企画・検討委員会を新設しました。主な活動内容としては名青税規約の改正を含む会務の見直し、税制や税理士制度に関して意見書を出すかどうかの検討、税理士会等の会務の検討などを行います。我々が時代に合わせて形を変え、進化し続けられる存在であるために必要な機関です。この取り組みも、関わる会員にとって大きな「成長」に繋がってくれると信じています。

正会員の皆さん、現在入会を検討している方、成長や使命などと堅苦しいことを書きましたが、せっかくの同世代が集まる会です。まずは全力で楽しみましょう!入会して間もない頃、正会員を卒業して20年近く経つ先輩たちが、当時の青税の思い出を楽しそうに話しているのを見たのが印象的でした。

名青税には定年があり、正会員でいられる期間は短いですが、その間に培った仲間との信頼関係は20年たっても変わることがありません。今年度関わり合った仲間と20年先も30年先も共に笑って話せるような関係を構築できる場を全力で提供していきたいと思います。

一年間、よろしくお願いいたします。

名青税の組織

名青税では、現在6つの部と2つの委員会に分かれて活動しています。 各組織の名称と活動の概要は以下のとおりです。

総務部

執行部・各部・各委員会及び各支部の活動が円滑に行えるように事務運営を行い、名青税の活動を補佐する。

経理部

経常収支の適正化を図り、会費の早期徴収、納入を通じて名青税活動及び全青税活動の円滑な遂行を補佐する。

研究部

(1)税法に関わる研究活動を通じて、会員個々の資質の向上に努め、業務の発展と税理士の 地位向上に寄与する。
(2)会員が自己又は会員相互の研究を通じて、その資質を向上できるようサポートする。

制度部

税理士制度と税理士業界の周辺諸問題について研究活動を行うことにより、会員の資質向上を図り、税理士の地位向上を目指す。

組織・広報部

(1)組織の現状把握と情報管理に努める。
(2)対内・対外広報活動により組織の活性化を促し、各支部の入会勧奨活動に資する。

厚生部

厚生活動を通じて会員相互の交流、親睦を深め、会員の心身の充実を図る。

この他、その年度ごとの重要事案に応じて委員会が設置されます。

役員一覧